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〈第7回学術講演会〉ご挨拶

更新日:4月1日

―子宮鏡の裾野を広げる―

第7回日本子宮鏡研究会学術講演会 会長

群馬大学大学院医学系研究科産科婦人科学講座 教授

岩瀬 明







第7回日本子宮鏡研究会学術講演会の会長を仰せつかりました群馬大学の岩瀬です。一言ご挨拶申し上げます。


 約3年にわたる世界的なコロナ禍により辛抱の時が続いてきましたが、2023年度中にいよいよ新しいフェーズを迎える時がきています。本研究会では、2023年2月に谷村 悟会長のもと開催された第6回学術講演会が多数の参加者を得て大盛況におわり、名実ともに日本の子宮鏡の普及と発展を担う研究会となる新しいフェーズを一足先に迎えたと思います。第7回は、この流れを確固たるものにすべく2024年2月17, 18日に名古屋のウインクあいちで開催いたします。


内膜ポリープ、粘膜下筋腫、まれに子宮中隔等の形態異常の診断に用いられてきた子宮鏡ですが、検査としての位置づけは、超音波検査に大きく差をつけられていました。近年では、慢性子宮内膜炎が注目されており、本疾患の診断には子宮鏡が必須になります。また子宮内膜由来の悪性腫瘍の鑑別にも、子宮鏡検査への期待が高まっています。さらに、子宮鏡下手術は閉鎖腔でのエナジーデバイスの操作が必要であり、安全な手術の実施には熟練が要求されましたが、各種モルセレーションシステムは、子宮鏡下手術入門へのハードルを下げることに大きく貢献しています。また特殊な病態となる帝王切開瘢痕症候群、胎盤遺残の診療にも子宮鏡検査・手術が必要になります。このように子宮鏡検査・手術の適応は拡大しつつあり、この分野に興味をもつ若い医師も増えてきていると感じています。子宮鏡のより一層の普及を願い、第7回学術講演会のテーマを<子宮鏡の裾野を広げる>とさせていただきました。これは、主催校の地元群馬で愛される上毛三山のうち、裾野が広いことで知られる赤城山と、開催地名古屋のシンボル名古屋城の天守閣から石垣へと裾野を広げた景観にもちなんでいます。裾野を広げて安定してこそ更なる高みを目指すことができると確信しています。


 第7回ではこれまで通り充実した機材によるハンズオンセミナー、優秀演題に授与されるカール・ストルツ賞に加え、いよいよ始まるオフィスヒステロスコピー認定医のセッション等、盛りだくさんの内容を用意し参加者の皆様方に満足していただける学会になるよう鋭意努力して参ります。2月という寒さの厳しい時期ですが、名古屋の冬は比較的おだやかですし、名物味噌煮込みうどんで体の中から暖を取っていただくこともできます。どうぞ多くの方にご参加いただきますようお願い申し上げます。名古屋でお会いできることを楽しみにしております。                           


多くの皆様のご発表、ご参加を心よりお待ち申し上げます。


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